簡単フレアスカートの裏地の裾がうまく処理できないというご質問をいただきましたので
あらかじめパターンを直しておく方法をお伝えします。
※最初から下のようなパターンにしておけば良いのかもしれませんが、お客様がお使いになる表地、裏地によって
垂れ下がり方も違ってきますので、販売パターンは一律表地より3㎝短い裏地パターンに作ってあります。
その1 裏地のパターンの脇を短くしておく
垂れ下がりが予想される長さ分(3~5㎝程)脇で短くなるように
前後中心では元の型紙通りになるように、カーブでつなぎます。
脇線と裾線が90度になるようにしてください。
その2 全体を短くしておく
裏地の裾を全体に3~5㎝短くしておきます
当然前後中心は短く、脇が長めの仕上がりになりますが、パターンの修正としては簡単です。
その3 かたい裏地を使う
キュプラなどのドレープ性の高い裏地を使うとどうしても脇で垂れ下がります。
ポリエステルタフタなどかための裏地を使うと垂れ下がり方が少なくなりますのでそれほど修正が出なくなります。
裏地を後からカットするのが難しいという方、お試しください。